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ALOS-2関連情報

ALOS-2ビーム番号とオフナディア角の関係

SAR衛星での観測においてオフナディア角とは、衛星の鉛直直下と衛星のレーダ照射方向のなす角度のことを指します。衛星の傾きを左右に調整することで、同一パスでも異なるエリアの観測が可能となります。

表.JPG

上記の表では、ALOS-2の観測モード毎の校正検証済みビーム番号を示しています。

SM1 (分解能3m/Ultra Fine) はU2-6~U3-14、SM2 (分解能6m/High Sensitive) はFP6-3~FP6-7、SM3 (分解能10m/Fine) はF2-5~F2-7、ScanSAR (広域観測 350km) はW2というように、観測モード毎に固有のビーム番号が割り振られています。ビーム番号が分かれば観測モードとオフナディア角を特定することができます。

ALOS-2では衛星の進行方向に対し右側での観測が多く採用されています。災害時の緊急観測などの際は左側での観測も行われています。

SM1_ビーム.JPG

上図では、観測モードSM1のビーム番号とオフナディア角を示しています。

U2、U3だけでなく、ビーム区分はU1~5まであり、これらのモードで観測された画像を購入することも可能です。校正検証の結果はこちらよりご確認いただけます。

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