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火山噴火
衛星画像から見えるもの【海底火山噴火】
南硫黄島付近の海底火山活動
2021年8月13日、小笠原諸島の硫黄島の南、南硫黄島の北にある海底火山「福徳岡ノ場」で2010年2月以来(図1)、11年ぶりに噴火が確認されました。
図1. 2010年2月7日のALOS AVNIR2撮影画像※
11年前に噴火した後に、海没し、最浅水深25mほどのギヨー※※となっていましたが、8月13日に海底火山の噴火が確認されていました。
■福徳岡ノ場■
図2は福徳岡ノ場付近を撮影した、SPOT衛星※※※の画像です。白く見えるのは雲です。南硫黄島の北側で黄褐色および乳白色の変色水の様子を確認することができます。
図2. 福徳岡ノ場付近、SPOT衛星画像
※出典:JAXA
https://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/img_up/jdis_av2_fukutoku_100207.htm
※※ギヨーとは、頂部が平坦な地形をした海山のことです。