「だいち」の愛称で親しまれているALOS(Advanced Land Observing Satellite)は、2006年1月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打上げた世界最大級の陸域観測技術衛星です。

5年間で全世界を約650万シーン撮影し、2011年5月に運用を終了しました。

ALOSの主要諸元

打上げ日 2006年1月24日
打上げ機 H-IIAロケット
打上げ場所 種子島宇宙センター
衛星質量 約4トン
発生電力 約7kW(寿命末期)
寿命 設計寿命:3年、目標寿命:5年
軌道 太陽同期 準回帰軌道
回帰日数:46日
サブサイクル:2日
高度:691.65km(赤道上空)
傾斜角:98.16°
姿勢決定
精度
2.0x10-4°以内
(オフライン、GCPあり)
位置決定
精度
1m以内(オフライン)
データ転送
速度
240Mbps(データ中継衛星経由)
120Mbps(直接送信モード)
搭載データ
レコーダ
固体データレコーダ(90Gbytes)

ALOSのセンサーについて

ALOSは、高精度で標高抽出を行うためのパンクロマチック立体視センサ(PRISM)、土地被覆の観測を高精度に行うための高性能可視近赤外放射計2型(AVNIR-2)、及び昼夜や天候によらず陸域観測が可能なフェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)の3つの地球観測センサを搭載しています。

mission

ALOSの主要ミッション

陸域観測技術衛星ALOSは、以下の分野での貢献を図ることを主要ミッションとしています。

  • 01

    地図のアイコン

    地図作成

  • 02

    地球のアイコン

    地域観測

  • 03

    位置情報のアイコン

    災害情報把握

  • 04

    石のアイコン

    資源探査

  • 05

    衛生のアイコン

    その他:
    技術開発