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PRISM観測

3方向視でステレオ視

宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)によって撮影した約300万枚の衛星画像を用いて、全球陸域を対象とした高精度デジタル3D地図(※)を整備しています。今回整備するデジタル3D地図は、5m水平解像度と5mの高さ精度で世界中の陸地の起伏を表現できるため、地図の整備や自然災害の被害予測、水資源の調査など、様々な用途に活用することが出来るのが特長です。

背景

基盤地図情報の整備や津波、洪水等の防災用途のために世界中で地理空間情報の需要が高まっています。地理空間情報整備においてデジタル3D地図は基盤となるコンテンツですが、この整備にはこれまで航空機や人手による調査が必要であり、コストと期間の制約から整備されるエリアに限界がありました。陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)は、2006年1月から2011年4月まで全世界の陸地を中心に高精度な観測を実施しました。

例)中国で地滑り災害が多く、衛星によるモニタリングを実施する事となる

ALOSを利用したポイント

パンクロマチック立体視センサ(PRISM; プリズム)

「だいち」(ALOS)搭載の光学センサで、可視域から近赤外域の電磁波を1つのバンド(白黒)で観測し、2.5mの解像度を持ちます。また衛星進行方向に対して前方・直下・後方の3方向の画像をほぼ同時に取得することができ、地形情報を高精度に抽出することができます。

ALOS.jpg©JAXA

効果

PRISMが5年強の間に取得した画像の中から雲が少ない約300万枚を活用して、世界で初めて5mの水平解像度 (正射投影画像は2.5m) という細かさと、5mの高さ精度 (標準偏差) で世界中の陸地の起伏を表現します。また、JAXAが公開する低解像度版数値標高モデルは30mの水平解像度、5mの高さ精度 (標準偏差) を予定しています。

組織

JAXA 例)BESD ※いずれも記載できる内容がある場合は、記載ください。適宜省略可。 ※画像は適宜挿入ください。

業種別
-利用事例-

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